ページを開いて下さり、ありがとうございます!
この記事は、神奈川県大山にはじめて登った体験記録です。
ひとり登山の記録です。
普段、全く運動をしないインドア派40代が、いつもと違うことをしてみたら、
人生の縮図をリアルで体感し・心のリセットができました!
大山に初めて行くあなたの
交通アクセスと料金・ルート選択等、の参考になればと、
その記録を綴ります!
タップで飛ぶ目次
はじめに
この記事は、こんなあなたへおすすめ!
★大山に初めて行くので、
コースルート・予算・持物・服装の情報がほしいあなたへ。
★日頃、運動をしていないけど、大山に登れるかしら?
と少し不安なあなたへ。
★ひとりで、しかも、登山したこともないのに、登れる?
とかなり心配なあなたへ。
大丈夫!登れます。
何事も「絶対」はないですが、
多分、非日常な、達成感を味わえるはずです!
この記事を読めば、
ルートシュミレーションができる
予算がどの程度になるかがわかる
準備品・服装について悩みがへる
と思います!
大山ってどんな山?
神奈川県のほぼ中央部、
丹沢大山国定公園の一角に位置しています。
標高1252メートル
江戸時代は、多くの庶民の間で、
「大山詣り」が盛んになったそうです。
いくらかかるの?交通アクセス・料金
自宅最寄駅からの往復交通費を出す式
①まずは、あなたの自宅最寄駅から、小田急小田原線の伊勢原駅までの金額を調べよう。
伊勢原駅に到着したら、伊勢原駅北口のバス乗り場へ。神奈川中央交通のバス、4番のりば「大山ケーブル行」に乗ります。
②伊勢原駅北口発「大山ケーブル行」4番のりば:往復620円(片道310円)。
所要時間:25~30分(バスなので土日祝は余裕をみてね)。
③大山ケーブルカー全区間利用料金(大山ケーブル駅→大山寺駅→阿夫利神社駅):通常期大人:往復1100円、繁忙期:1240円。
所要時間:5~6分。9:00~16:30まで20分間隔で運行(2019年4月現在)。
①+②¥620+③¥1100(繁忙期¥1240)=¥〇〇〇〇
お得なフリーパスと比較してみよう
↑メモした金額とフリーパス料金を比較しよう!
お得なフリーパスが、電鉄会社より、販売されています。
「丹沢・大山フリーパス」。ググってみてね!

料金が乗車駅によって異なります。
公式HPから、駅入力で料金検索可能。
①+②+③の合計より安いか同額ならば、
フリーパスを購入しましょう!
今回のケーブルカー利用のルートコースに限っては、
ケーブルカー料金が含まれているAキップを購入すること!
(注意)Bキップにはケーブルカー料金は含まれていません!
このフリーパスは、周辺施設・飲食店、22施設の割引もあるので、お土産やランチで、上手に利用するとさらにお得!
何を着ていく?
当日のいでたち
時期は4月中旬です。私は標準より寒がり。
実際、選んだ服装です。
●帽子:あご紐付き(手持ち)
●長袖インナー:(手持ち)
●Tシャツ:(手持ち)
●登山用長パンツ:(登山メーカーのセール品購入¥3980)
●靴:登山シューズ(なぜか9年前、アウトレットで購入)
新規購入品は登山用パンツのみ。40%オフセールだったので。
現場での感想「イケてもないけど浮いてもいない」的な感じでした。
現場のマンウォッチングから
老若男女問わず、
トップスは長袖インナー+半袖、
ボトムスはスパッツに短パンという、レイヤードスタイルが多かったです。
確かにレイヤードなら温度調節が簡単そうですね!
速乾で軽量の化繊が便利そう。
必ず、長そで・長ズボン で行きましょう!
虫・怪我・紫外線からの被害を最小限に抑えましょう。暑かったら脱げばいいし。
靴。このコースには、普通のスニーカー、たくさんいました!
靴下。厚地をチョイスで正解。1mmでもクッション性高いほうが、普段受けない衝撃から守られます。
持物は何が必要?
当日の持物
●リュック(日常使用品)
●フード付ナイロンジャンパー(雨具になるもの)
●タオル(首からかけておくロングタオル)
●折り畳み傘(当日は晴れ予報だったけれど)
●ゴミ袋(スーパー袋5袋)
●軍手(思い付きで入れてみた)
●一人用クッション(スポーツ観戦用)
●ドリンク:お水・スポドリ・お茶(500㎖ペットボトル)
●おにぎり5個(遅ランチ予定、混んでたら最悪無理と想定して)
●おやつ(塩系スナックと甘系チョコ)
持参して正解品
①予想外の活躍アイテムは、軍手。
足元を支えるため、手をつくことが多くあり。途中から、軍手を使ってみたら、土・木・石を気にすることなく、想像以上に楽々!
②クッションシートでマイエリア確保。
休憩時、そこにベンチはありません。ミニシートや、小さく軽い折り畳みイス等があると、サッと、斜面に座りやすく快適。
持ってくればよかったと思ったアイテムは、
保冷剤とウエットティッシュです。
軍手・一人用シートがあると便利!
40代初山登りのルート・実体験レポ
ひとりで登った初心者ルートをご紹介します。
初大山ルートは「自然・眺望満喫ルート」
今回のルートは、
伊勢原駅で配布された「平成大山講プロジェクト推進協議会」発行、「おおやまめぐりルート観光ガイド」に記載されている「自然・眺望満喫ルート」にトライ。
(2019年4月配布物)

伊勢原駅で入手できました↑
大山阿夫利神社(おおやまあふりじんじゃ)からスタートし、時計回りに登り、スタート地点に戻ってくるルート。

現地配布パンフレットより↑↓

ピンクラインを登って降りてきました。
まず、
阿夫利神社の左側から登り口へ。

スタート瞬間、長い階段の登場にびっくり仰天。

登り始めた山道は、いわゆる「山道」。
予想よりボコボコしている、と感じました。
16丁目あたりが一番きつかった!

だって、頂上は28丁目。まだまだって感じ。
日常まったく運動をしないインドアの私は、
このあたりで、なんで来ちゃったんだろうと少し後悔しはじめます。
途中、休憩を入れながら、登り続けます。
このルートを登っている人々は、
5歳くらい~70代くらいまで、バラエティに富んだ老若男女。
犬連れも多数いるのにはびっくり。
全然見当たらないのは中高生。
登り、息、切れるけど、苦しいけど、
2時間ほど、こつこつと一歩一歩登り続ければ、やがて頂上に着きます。

着きました。
登れた~!!! 達成感より安堵感!
よかった辿り着けて。
スタートから2時間15分くらいで到着でした。

目的達成すると、
さっきまでの苦しさは、すぐに忘れます。
頂上で待ちに待った、おにぎりタイムです。
焼きそばも販売してるんですね。
お楽しみ頂上での、
ひとり・もぐもぐタイムを堪能。
満足・満足!
さあ、くだります。
下山は、登りより大変そう、膝にくるのかな?と心配していました。
が、私は、登りのほうがキツかったです。
下山時は肌寒く、ジャンパーを着用。
途中、見晴台での休憩1回。
約2時間で、スタート地点に戻れました。
ひとり登山の注意点!
ひとり登山、平日より、
人がたくさんいる土日か祝日、連休などを選ぼう!
この日は、多くの老若男女たくさんの登山者がいましたが、
もし、平日で、人の気配がなかったら、かなり不安だと思いました。
トイレの場所について
このルートでのトイレは3か所。
①大山ケーブル駅(バス降車場所)
②阿夫利神社駅(ケーブルカー駅)
③大山山頂
①・②はすぐ利用できました。③は長蛇の列。30分以上待ちそうで、使用せず。
約2時間の下山中、阿夫利神社駅までトイレはありません。
心配な方は、頂上で済ませましょうね!
このコースでのトイレチャンスは3回!
はずせないご当地グルメ
ひとり山登り、ご当地グルメ堪能。
ランチはやっぱり豆腐料理
大山ケーブル駅から大山ケーブルバス停へ向かう「こま参道」には、
お食事処・お土産店が立ち並びます。
ひとり食事のポイントは、
事前予約はせず、実際にお店の雰囲気を見てから、ランチ場所を決めるほうが失敗がない!
15時頃、遅いランチ。
土曜日で混んでいましたが、並ばずに着席。
お座敷で、靴を脱ぎ、疲れた脚を休めます。

大山の清流で作られたお豆腐達。
疲れた身体に、優しいお味。イソフラボンが染みわたること。
お座敷で、帰宅に向けての元気を注入できました。
¥1700+税なり。
インドア派でもたまには山に登ってみよう
道中、
次の一歩を、どこに置くかを意識し、一歩一歩、慎重に歩きました。
普通の生活で、こんなにも「次の一歩」を意識しながら、歩くことってありますか?
私は、ないです。
ひとつひとつの一歩の積み重ねが、目的達成へ着実に近づき、確実に頂上へ続いている。
と、リアルに実感。まさに人生の縮図。
あたりまえすぎるけど、
頭では理解しているつもりだけど、
登りながら、心身ともに、心底、実感しました。
そして、60代から70代以上の方々も元気に登って楽しまれている様子に、
たまには、運動しないと20年後の体力はどうなっているだろうと怖くなりました。
いくつかの気づきがあるものですね!
インドア派もたまには山に登って、自分の体力と心を測定しよう!
以上、大山の記録でした。
またお会いできたら嬉しいです。